樹氷の世界にやってきた
スノボ・スキーのスポーツ派もいれば
目の前でアイゼンの紐を調整する登山のグループも
私たちは見学組(笑)
カフェでコーヒーときのこ汁をそれぞれ啜りながら
次回は挑戦するゾ
今日から冬休み
信州の蓼科にやってきました
新幹線・しなの・あずさ・レンタカー
いくつもの交通機関を乗り継いで
でも
道すがら
嫌なこと大変なこと
ふだん背中に背負っている荷物が
少しずつ軽くなった⁉
茅野駅に着いたときの
爽やかな青空と頬っぺたの風が冷たくって気持ちがよかった
正月に「象の旅」という本を読んだ
ポルトカル語圏で唯一のノーベル賞受賞者でもある
ジョゼ・サラマーゴが83歳のときに完成させた作品だ
時の国王ジョアン3世が従妹のオーストリア大公マクシミリアン2世へ
結婚祝いとして象を贈ることを思いつき
リズボンから遠くウィーンまで
象が旅をする話である
この本を読みながら
同じく象が江戸時代に将軍に謁見するため
長崎から江戸へと旅した話を思い出した
新奇なものに対する私たちの好奇心は現代も変わらない
この本によれば
人生は「喝采と忘却」だそうな
喝采のあとの忘却
象には迷惑なこった!